第94回「ゴー宣道場」は東京で「コロナ後の
リベラル」と題して開催された。
倉持麟太郎氏の基調講演、宇野常寛氏の発言、
実に面白くて議論が弾んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆倉持師範のレジュメや、各先生方の意見を見聞き
してみて、そもそも日本には、権力と反権力、
ホシュと薄甘いサヨクといった程度で、確たる
保守・リベラル思想など存在していなかったのでは?
と疑問に思った。
(神奈川県・48歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
確たるものはないままに「なんとなく」保守やリベラル
と色分けしていた、その通りです。
ただ、傾向として、天皇制を「保守」したい勢力と、
天皇制から「自由」になりたい勢力はいるはずです。
そして「法」より「慣習」を「保守」したい人と、
「慣習」から「自由」になり、「法」のみでいいと
考える人もいるはずです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆「リベラル」とは「生命至上主義」と先生が初っぱな
にかましてくれました。
反対語は「伝統だから」という因習かなと考えました。
本当の伝統ではなく、昔から続いて来たものの自分達
の都合の良いところだけ取って改善ができないこと、と。
政治においては「保守」=米国派、「リベラル」=中国派
にしか見えません。(マスコミも)
(東京都・53歳男性・自営業)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現状の立ち位置はそうですね。
「伝統」と「慣習」と「因習」の違いもよく分かって
いない連中が、安倍真理教になっていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆自分が何となく感じていた「保守」と「リベラル」
の共通点、そして「自称保守」=「自称リベラル」で
ある、という感覚は間違いではないと確認できました。
「日本のリベラルを殺したのは小林よしのり」という
宇野さんの発言に笑いましたが、宇野さんと同世代
(少し下?)としては、納得できるなと思いました。
(東京都・38歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本の「薄甘いサヨク」を殺したら、「リベラル」を
自称し始めたんですね。
しかし宇野氏の言い方はドッキリするよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆リベラルの複雑化によって訳がわからなくなって
いる自分に気がつきました。
確かに多様なリベラルに一貫性が見られなく、
都合の良い「ビジネスリベラル」だと思います。
また日本のリベラルはリベラルという権威を着た
ゾンビという表現には「まさに!」と思います。
本来は世の中を良くするための思想の違い、
アプローチの違いで「保守VSリベラル」という対立軸
にしていることが間違っていると思いました。
(東京都・56歳男性・無職)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ビジネスリベラル」これもまたうまいこと言うよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆書泉ブックタワーでチラシをみて参加(初めて)
しました。
リベラルについてモヤモヤしたものがありましたが
腑に落ちました。
宇野先生のリベラルの表現を無くすという指摘は
共感しました。
(千葉県・52歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだあるよ。リベラル(自由主義)の存在意義。
右派も左派も、「自由より命」になってるんだから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆共謀罪が通った時も、街々に監視カメラが増えても、
「なぜそれがダメなの?」「安全なら良いじゃん」
という人ばかりで絶望しました。
プライバシーやデータに関しての危機感がなさすぎ
ます。
日本はもう中国になっているとも言える気がします。
(神奈川県・39歳女性・会社経営)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そういう敏感さはあなたが人間だから持てるのです。
畜群は何も感じない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆宇野氏は今までのゲストの中でもかなりの異端の
様な方でした。
でもそのおかげで各師範の色が強く出た様な感じが
して、ゴー宣道場の免疫を上げてくれた様な感じも
しました。
宇野氏は世の中の見方やセンスがとても鋭い人だと
思うので、今後も色んな場で活躍してくれる事を
期待しています。
(東京都・33歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
異議なし。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆今回は初めて参加させていただきました。
会場設営や安全管理など、ありがとうございました。
小さい頃から憧れていた小林よしのりさんを生で
見ることができ、やっぱりオーラがあるなあと、
そして意外と?周りの反応をみたり、場の空気を考え
たり、実は?優しい方なんだなあと感じました。
(東京都・34歳・教員〈高校、社会〉)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
優しいと見ぬくとは、なかなか鋭い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆入り口で消毒液を強制されたので、それは「任意」
でお願いします。
倉持さんのリベラル論は分かりやすかったです。
保守とリベラルは混在するもの、という考え方は
思考について多面的に捉えるということが分かり
ました。
「デジタル民主主義」→デジタルで管理する社会
「1984」の世界が迫ってきていると恐怖ですね。
小林先生のルソーの説明で皆黙ってしまいましたね
…その通りなんで。
(千葉県・45歳・地方公務員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
消毒液や、検温は、強制と思われないようにしな
きゃならないね。
あれは会場側への方便であり、本当に感染を警戒
している人でも来れるように、安心感を与えるため
の方便でもあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆議論が必要な質問がつぶぞろいでした。
宇野さんは話にまきこむのがうまいと思いました。
『沖縄の米軍基地を護れといっているのが、
日本の保守』
という事実は目から鱗でした。
(千葉県・49歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これもその通りだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆小学校教員の方のご発言で、大いに共感できました。
抗うことの難しさは良く理解できます。
ああいうのが「現場で闘う」ということなんだろうな。
(岩手県・23歳男性・公務員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現場によっては抗うのが決定的に難しい場合がある。
わしはふと漏らす本音だって戦いだと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆小林よしのり先生の「コロナの問題をなんとか
終わらせるから!」との一言がとても力強かった。
「初等教育を壊す→浮かない子を作る」という指摘
もその通りだと思った。
小学校の先生に「つぶやく」とアドバイスをしてい
ましたが、私はクラスにコロナ論を置き、インフル
よりコロナは弱いとことあるごとに伝えている。
学年だよりに死者数等のデータを載せ、子供や
保護者に正しい情報を発信しています。
夏には東京都で唯一、主催者として剣道大会を行い
ました。
これらができたのは、日々小林先生に勇気と発信力
をもらっているからです。心から感謝申し上げます。
(東京都・43歳男性・中学校教員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小学生と中学生の違いはあるな。
確かに中学生はもう子ども扱いせずに、大人が
ここまでやってもいいと思う。
しかし、君は凄いよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆「新型コロナは子供に優しい」というよしりん先生
の発言に完全に同意します。
子供にも恐いインフルエンザをウイルス干渉で抑えた
新型コロナは子供の守護神といえます。
学校に関しては昔、故・加藤議員が唱えた学校区を
作って住民も一緒に教育に参加すべきかなと思います。
(東京都・42歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうだね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆会社の中でもマスク着用のガイドラインが示されて
います。
息苦しいので、集中力も落ちるし一人の時は外して
いますが、周りに人がいるところでは常に着用です。
ちょっとした立ち話の際に、コロ問いのデータ等を
少しずつ、同僚にも伝えるようにしていきます。
自由にしてよいことの大切さを今さら35年生きて
きて実感してます。
(神奈川県・35歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今が全体主義だから、「自由」について、これほど
真剣に考えられるチャンスはなかったね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆宇野先生と倉持先生のやりとりが、面白かったです。
互いに言い合うことのできるよい仲間、ライバル
なのだと感じました。
楽しく学ぶ時間に参加させて頂き、ありがとう
ございました。
(神奈川県・41歳・教員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
若い人が意気盛んなのはいいね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆倉持さん宇野さんの話はどうしても各論のように
聞こえるのですが、小林師範が社会契約論から
国家の根本の話を提示してもらってぐっと引き寄せ
られました。
そしてその波を起こすのが世間的に難しいなら、
せめて自分は国民意識を持ってこれからもやって
いきたいです。
(東京都・42歳男性・CGデザイナー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この人もまた思想を徹底させたい人だね。
(その2に続きます)